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ノートテイクについて

■ OHP要約筆記とノートテイク

要約筆記の方法として

OHP・スクリーンを使う  要約筆記OHP
紙に書いていく       ノートテイク
 
  • OHP要約筆記  
    対象者が大勢の時に使う方
  • ノートテイク   
    聴者の中に1〜2名の聴障者が参加の時、隣で書く。

要約筆記はその場で聴者が聴覚によって得られる同じ情報を聴こえない方が話し手と同時に視覚に変えて情報が取れるようにすることです。

要約筆記のノートテイク

聴こえない方がノートテイクで情報を取るためにあるということ。
聞こえない方がその場に参加できていること。
基本はOHPと同じです。
  1. その場に置ける情報保障
  2. 書いた所を「今」見る
  3. その場ですぐ「役立つ」必要がある。同時通訳です。


■ ノートテイクをする場面

  1. 私生活に関わる、プライベートな場面が多い。
  2. 講座・趣味など専門性を必要とする場面がある。
  3. 聴者の中に聴覚障害者が1〜名入る会議・会合などの利用が多い。
    より即時性が必要。即時性がないと、聴障者が参加する意味がない。
    (賛否採決)

ノートテイカーの役割と心構え

聴覚障がい者は要約筆記者が、ノートテイクしたもので情報を得ております。要約筆記者が書いたものが全てです。
OHPは3人で書くので、間違いは直してくれる人がいますが、ノートテイクは一人で書くので、間違いを書いても訂正してくれる人がいません。
要約筆記者が書いたものが全ての情報となりますので、ノートテイクは責任が重く、力量が問われます。
ノートテイクに誤った情報があると、責任問題が起きる可能性もあります。
ノートテイクがいかに難しいものか、わかって欲しいと思います。
例えば 病院の時
薬の飲み方  食前 食後 食間 寝る前  と違います。
  1. 曖昧な書き方はしない。確認を取る必要があります。
  2. わからない所は、聞き返す。
  3. 聴覚障がい者が理解できたか確認する。

事前学習が必要です。知らない内容、知らない言葉は書けません。
字が小さいとたくさん書けるような気がしますが、話しの通りには書けません。
多く書こうと思うより、伝わる筆記通訳をしましょう。
@秘密を守る
プライベートな場所に、同席し、そこで知った事は 決して外に、漏らしてはいけない。
A相手のニーズに合わせる。
B越権行為をしない。
C事後処理をきちんとする。
聴こえない方は、書かれたものを読んでいるので、 自分で書くことが、難しく、終わるとノートテイクした ものを、欲しいと言われる事があります。その時の 対応をよく考慮して、自立センターからの言葉を必ず はっきりと伝え、その上で、渡しましょう。
「これは、通訳として要約筆記したものです。記録では ありません。目を通したら処分してください」
要約筆記は聴こえない人の耳代わりと言いますが、代理人ではありません。 筆記通訳に徹してください。 頭や口にはならないようにしましょう。 また要約筆記者が一所懸命書いてくれているんだからと、 わからない所や読めない個所があっても、聞こえない人は 遠慮してしまうことがあります。ときどき表情も確認しながら 進めましょう。利用者が安心して要約筆記を利用できるよう、 こころしていきたいと思いますし、そうあって欲しいと思います。

☆要約筆記者の派遣人数

一人で長時間書き続けると、負担が大きく頸肩腕障が心配です。 責任の面から二人派遣が望ましい。
会場に(依頼内容)によっては、依頼者が2人派遣を望まない時も ある。


■ ノートテイクについて

特別なことをするわけではありません。話を聞いて、ポイントを掴み、要約しながら書きます。話し手の話の意図をしっかり書きましょう。話だけでなく、周りの状況も書きましょう。書き方はOHPと同じです。
会議の場合
板書を書いておく
座席名を書いておく
発言者名をはっきり書く。山田/

@ 使用道具

ルーズリーフ、コピー用紙など1枚ずつになる紙。
ペン
はっきりと書けて、長く書いても手が疲れないもの。
水性ペン
依頼者に合わせてぺんを用意します。
バインダー・画板
机やテーブルがある場所ばかりではありません。
場所にっては、膝の上で書かなければならない場合もあります。
そんな時バインダー・画板などあれば便利です。
付箋紙
何度も出てくる言葉は、略語を作るか、付箋紙に 書いて、OHPのシートのように使う時もある。

その他のいろいろなノートテイク

用紙やペンは、誰が用意するのですか?

書きやすい面から、使い慣れたペンや紙が良いと、 要約筆記者が用意していることもあります。
依頼者がうっかり忘れることもありますので、一応 用意して行くとよいでしょう。紙は何でも構いません。
新聞の折込広告をつかう方もいます。
書くのに滑りがよくリサイクルにもなります。

A 書く前の準備

  1. 何枚ずつ書くか、話合う
  2. ナンバーをふる
  3. 字の大きさを聴こえない方と話合う
    2人で書く場合、字の大きさを揃えると読みやすい。
  4. 紙は一枚ずつはずしておく
  5. A 話を書き続ける
    B Aのサポート 説明されている資料、本を指す
    資料に書きこめるスペースがあれば書き込む。
    固有名詞・数字のメモをして書いている人のそばに置く。
    間違いに気づいたらそっと知らせる。
  6. Aがあと2、3行の所を書きだしたらBは書き始める。
    (ダブってもいい)
  7. Aは書き終えたら、素早く書いたのを見直し、修正加筆を入れる。
  8. 書いたものは、聴こえない人の前に置く。
    AはBのサポートをする。
  9. 話だけでなく、周りの出来事なども、書いて伝えましょう。

 


聴こえない人に聞きました。

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