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話し言葉の、話す速さはどのくらいでしょう。話し言葉は、1分間に300字〜350字くらいです。書く速さは、1分間に60字〜70字ですとても全部は、書ききれません。即時性が要求される要約筆記ですが、話されている言葉を、全部書いたとしても、話し手の話の内容は、全部伝わったとは言えません。
全部書こうと思うのでなく、話し手が何を話したいのか、何を言いたいのか等、受け手(聴こえない方)に伝わる書き方をしましょう。そこで、書いて伝えるということの基本的な約束事として「三原則」があります。「速く」「正確に」「読みやすく」です。それぞれが、バランスよく情報保障されることが大切です。
- ・速く(参加の保障)
- 「速く」という事は、字数をたくさん書くことですが、たくさん書くということは、話し手の速さに近づけるように書くことです。(即時性)
その場に参加して、OHPを見ている人は、今何を話されているのか、どんな会議の進行なのか、知りたいわけです。
いくら正確に読みやすく書かれていても、10分も遅れて書いていたのでは、意志表示もできず、採択にも加われなければ、そこに参加出来ていないのと同じです。
要約筆記はその場の話しの内容をリアルタイムで書き、スピードに遅れないように要約(即時性)しながら話についていくことが要求される「同時通訳」です。
そのためには
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- 「全国標準略号略語・略称」を利用する。
- 画数の多い漢字の「かな書き」「略字」など、一般的に使われている字を工夫しながら、
- 記号を使いながら
- 要約しながら「速く」書いていきます。
- ・正確に(情報の保障)
- 話し手の話に忠実に書きます。決して書き手の主観がはいってはいけません。書き手に求められるのは、話し手の言いたいことを正確に聞き取り、内容を忠実に伝えることです。
それには
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- 5W2Hに沿って
- 話し手は何を言いたいのかを、掴むこと
- 予備知識を持っておくことです。
- ・読みやすく(伝達の保障)
- 速く書けて、話し手の話に忠実に書けていても、書いている字が読めなかったら、なんにもなりません。長時間に渡ってスクリーン上の文字を読む、聴覚障がい者の立場に立って書きましょう。読みやすい字を心掛けましょう。
達筆でなくていいです。読みやすい文字の代表は、新聞、教科書の活字です。これは誰でもが読めます。
要約筆記はあくまでも、読みやすい字で書くことです。
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- 文字の大きさ
- 楷書体
- 句読点
- 下線を揃える。
- 読みやすい字で、分かりやすく書く、また工夫も大切です。
- メリハリのある画面を心掛ける。
要約筆記は、情報を保障するためです。
書き手は、常に読み手を意識し、読み手のために書きましょう。
そのためには、チームで情報保障をすることです。
15分交代と、話し合いで決めても、集中力がとぎれた時、アクシデントがあったら、速やかに交代し、情報が途切れないように心掛けましょう。
